文壇逸話帳

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釜の蓋を盗まれた森田思軒

「釜の蓋を盗まれた森田思軒 - 文壇逸話帳」最晩年、根岸の豪邸に住んでいた森田思軒が愛用していた茶釜のフタを盗まれた逸話です。
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将棋にこり過ぎて捕まりかけた斎藤緑雨

ある日、幸田露伴の家に森田思軒と斎藤緑雨がやってきて、将棋を打ち始めた。三者三様の将棋であるが、娯楽のない時分のこと、ヘボも上手も忘れて対局を続けた結果、緑雨がひどい目に遭った話です。
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『吾輩は猫である』の結末を聞かれた夏目漱石

夏目漱石の傑作『吾輩は猫である』が連載されていた当時、漱石は勤め先・帝国大学の宴会に出席し、酔った生徒から「吾輩は猫であるの結末はどうするのか」と尋ねられた。その漱石の答えとは――
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文豪と夭折の天才の一期一会

「文豪と夭折の天才の一期一会 - 文壇逸話帳」滝廉太郎と幸田露伴の一期一会の付き合いとその関係です。
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どうして漱石はトイレから出られなくなったのか?

「ホトトギス厠半ばを出かねたり」という夏目漱石の句に潜む意味の謎とほととぎすの話です。
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尾崎紅葉、名残のブリタニカ国際大百科事典

「尾崎紅葉、名残のブリタニカ国際大百科事典 - 文壇逸話帳」末期胃がんで死にかけていた尾崎紅葉と彼を案じていたかつての論敵・内田魯庵の逸話です。
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幸せになるには骨がありすぎた斎藤緑雨

「幸せになるには骨がありすぎた斎藤緑雨 - 文壇逸話帳」上田萬年が辰野隆から「斎藤緑雨はどういう人だったか」と聞かれた際に、幼馴染として答えた美談です。
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まんじゅうこわいの沼波瓊音

「まんじゅうこわいの沼波瓊音 - 文壇逸話帳」まんじゅうが大好きで、まんじゅうが出てくると頼まれごとをこなしてしまった沼波瓊音の逸話です。
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親友でも容赦はしない宇野浩二

「親友でも容赦はしない宇野浩二 - 文壇逸話帳」宇野浩二と広津和郎が歌舞伎と人形浄瑠璃を見に行った際の逸話です。
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餌が足りない宮本百合子と壷井栄

「餌が足りない宮本百合子と壷井栄 - 文壇逸話帳」戦前から戦時中、社会運動で検挙されまくったころの宮本百合子と壷井栄の儚くも友情を伺える逸話です。