2022-03

浪曲ブラブラ

大看板・港家扇蝶(二代目)

「大看板・港家扇蝶(二代目) - 浪曲を彩った人々」二代目港家扇蝶は戦前活躍した浪曲師。浪花節黎明期より活躍し、名古屋節の名手として一派を立てた。
浪曲ブラブラ

新宿末廣亭の生みの親・末廣亭清風(初代)

「新宿末廣亭の生みの親・末廣亭清風(初代) - 浪曲を彩った人々」末廣亭清風は浪花節黎明期に活躍した浪曲師。浪曲の腕前よりも新宿末廣亭の創業者として知られる。今も東京に残る新宿末廣亭の歴史に必ずと言ってもいいほど出てくる。末廣亭の屋号はこの人の芸名からきている。
浪曲を彩った人々

落語・鬼娘

「落語・鬼娘 - 傑作?愚作?珍品?な落語たち」落語研究家・今村信雄が執筆し、四代目柳家小さんが演じた新作。全体的に明治風の匂いが漂う一作である。四代目柳家小さんが死ぬ直前に演じたという因縁のある話で、この逸話を持って落語界に記憶された稀有な話である。
浪曲を彩った人々

声帯模写の松井錦声

「声帯模写の松井錦声 - 物真似師たちの系譜」松井錦声は戦後活躍した声帯模写の名人。長らく鏡屋を営みながら、声帯模写の腕を磨き、プロから認められたという珍しい経歴の持ち主であった。立川談志に愛されたのは有名な話であろう。
浪曲ブラブラ

僧侶の息子・東家燕州

「僧侶の息子・東家燕州 - 浪曲を彩った人々」東家燕州は戦前活躍した浪曲師。僧侶の息子でありながら、浪曲師になったという変わり種であった。楽燕の弟子だけあって、楽燕系のネタを得意としたという。
浪曲を彩った人々

西洋漫談のダンディ立川

「西洋漫談のダンディ立川 - 物真似師たちの系譜」ダンディ立川は戦後活躍した漫談家。立川談志の友人の一人で、談志の引き立てでデビューをした。声帯模写をやったが、根本はボードビル的であったという。
浪曲を彩った人々

二代目駒吉を継いだが――浪花亭綱吉

「二代目駒吉を継いだが――浪花亭綱吉 - 浪曲を彩った人々」浪花亭綱吉は浪花節黎明期に活躍した浪曲師。浪花亭駒吉の芸養子となり、二代目駒吉を許されたが不祥事が多く、結局二代目を取り上げられてしまった。浪曲そのものはうまかったらしい。
浪曲ブラブラ

関西風江戸前浪曲・京山大教

「関西風江戸前浪曲・京山大教 - 浪曲を彩った人々」京山大教は、戦前活躍した浪曲師。関西で修業をした関西系の芸人であるにもかかわらず、東京で売り出したという稀有な例を持った人物であった。晩年は四谷に「京山亭」という寄席を持ち、興行師としても活躍した。
浪曲ブラブラ

三羽烏の広沢菊一文字

「三羽烏の広沢菊一文字 - 浪曲を彩った人々」広沢菊一文字は戦前活躍浪曲師。麒麟児と謳われ、人気を集めたが人気はそこまで続かなかった。母の姉妹が廣澤小富・菊春夫妻。二代目廣澤菊春と天龍三郎はいとこにあたる。
浪曲ブラブラ

狂気の果て・浪花亭愛昇

「 狂気の果て・浪花亭愛昇 - 浪曲を彩った人々」浪花亭愛昇は戦前活躍した浪曲師。浪花亭愛造の秘蔵弟子で、後に師匠の名跡を襲名するも美貌と優美で知られた師匠とは裏腹に、ハチャメチャな浪曲と奇行で知られた。最期は自殺を遂げてしまったという。