2022-05

都新聞芸能逸話集

子供もわかる忠臣蔵の兜あらため(都新聞芸能逸話集)

「子供もわかる忠臣蔵の兜あらため(都新聞芸能逸話集)」夭折した中村福助が顔世御前を勤めた際に、忠臣蔵の兜あらための場で子供の疑問が飛び交って困惑した逸話です。
都新聞芸能逸話集

羽左衛門とカステラ(都新聞芸能逸話集)

「羽左衛門とカステラ - 都新聞芸能逸話集」絶世の美男子として謳われた十五代目市村羽左衛門が、戦前実演販売を見て、急にカステラを作りたくなったという話。なお、ここでのカステラは今日のホットケーキのようなものであるようだ。
都新聞芸能逸話集

柳家権太楼と電話の主(都新聞芸能逸話集)

「柳家権太楼と電話の主 - 都新聞芸能逸話集」戦前爆笑落語で人気のあった柳家権太楼が、女のような声を持つ知り合いから電話がかかって来たばかりにひどい目に遭った逸話です。
都新聞芸能逸話集

紀伊国屋づくし(都新聞芸能逸話集)

「紀伊国屋づくし(歌舞伎・澤村宗十郎) - 都新聞芸能逸話集」1930年11月の東京新歌舞伎座は、宗十郎のお家芸「紀國文左大尽舞」、「筋交ひ道中」、「時雨の炬燵」、大喜利に「かっぽれ」という構成であった。そこで宗十郎がいった洒落。
都新聞芸能逸話集

大山鳴動して……?(都新聞芸能逸話集)

「大山鳴動して……?」 - 都新聞芸能逸話集 今は無き東京劇場の1930年10月公演は、吉右衛門一家と澤村宗十郎を中心とした興行で、盛綱陣屋、一人旅二人旅、らくだ、慶安太平記という新作と古典のないまぜ興行であった。そこで行われた話。
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落語・蛍の光

「落語・蛍の光 - 傑作?愚作?珍品?な落語たち」落語作家の芝山はじめが執筆し、新作落語のプリンス桂米丸が演じたもの。ご成婚ブームに連なる高度経済成長期の結婚ブーム、その陰にあった離婚騒動を面白おかしく茶化したものである。
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落語・印鑑証明

「落語・印鑑証明 - 傑作?愚作?珍品?な落語たち」新作落語の巨匠・古今亭今輔が自作自演で演じた落語。「代書屋」のような趣のある話である。1935年、今輔が倉庫番の勤務をしながら練り上げた苦心談的な噺であるという。
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落語・子宝

「子宝」は柳家金語楼の実弟で新作落語の名手であった昔々亭桃太郎が「百田芦生」名義で執筆し、自作自演を行った新作落語。当人は「子供が出てくるめでたい噺が少ないものだから創作した」と語っていたという。
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落語・網棚の荷物

「落語・網棚の荷物 - 傑作?愚作?珍品?な落語たち」新作落語の雄・柳家金語楼が「戦後の食糧難の時代に着想を得て」執筆したものである。当人は少しだけ演じ、仲間の古今亭今輔へと譲渡された。
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落語・月賦幽霊

「落語・月賦幽霊 - 傑作?愚作?珍品?な落語たち」芸術協会の新作派で奇才の三笑亭笑三が演じた作品。葬儀を月賦にしたばかりに成仏し損ねた妻と頼りない夫の姿を描いている。高度経済成長期に大流行した「月賦ブーム」を面白おかしく茶化している。