都新聞芸能逸話集及びその周辺

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都新聞芸能逸話集及びその周辺

 1884年から1942年まで、東京を中心に『都新聞』という新聞が発行されていました。この新聞は小新聞の系統を受け継ぐ、いわゆる芸能や文芸に強い娯楽的な新聞であり、それが売りだったそうです。

 当時はゴシップ紙として騒がれたそうですが、今となっては貴重な芸能・文芸の資料となっています。特に芸能ではここでしか見られない連載や記載が多く出ていて、基礎資料としては最上位に値します。

 ここでは、そんな都新聞に掲載された歌舞伎役者や落語家、漫才師たちの逸話や短編ゴシップをどんどんまとめていきます。

 いずれは歌舞伎編・落語編・漫才編と書き分けていくつもりです。

(※都新聞が中心ですが朝日新聞や読売新聞のゴシップも時折載せます)

市川男女蔵ともやしの娘(歌舞伎・三代目市川男女蔵)
省略版の「桜丸切腹」は国技館の菊人形(歌舞伎・市川左升)
三代目左團次候補の浅利慶太(歌舞伎・二代目市川左團次)
偉人大好き二代目市川左團次(歌舞伎・二代目市川左團次)
これぞ洒落、落首ご喝采(歌舞伎・二代目市川左團次一座)
段四郎のやった事ないスポーツは?(歌舞伎・三代目市川段四郎)
歌舞伎界随一の富豪は?(歌舞伎・八代目市川団蔵)
羽左衛門とカステラ(歌舞伎・十五代目市村羽左衛門)
市村羽左衛門の疑問と軽焼(歌舞伎・十五代目市村羽左衛門)

26年間、舞台から引込まない羽左衛門(歌舞伎・十五代目市村羽左衛門)
昼夜で郎党役で出れば昼夜労働?(歌舞伎・十七代目市村羽左衛門)
実の父親を知らぬ振りをする市村又三郎(歌舞伎・市村又三郎)
耳鼻科へ来た吉右衛門・彦三郎と大島伯鶴(講談・大島伯鶴)

コードで引っ張られた鏡山の行灯(歌舞伎・六代目大谷友右衛門)
立ち聞きの多い腕の喜三郎(歌舞伎・六代目大谷友右衛門)
菊五郎一座の数字づくし(歌舞伎・六代目尾上菊五郎)
引越しよりも鯉や鮒の飼育が楽しみな仁左衛門(歌舞伎・十三代目片岡仁左衛門)
縁起を担いでも粗忽な桂小文治 (落語・桂小文治)
桂文治はマニラの野球選手(落語・八代目桂文治)
前進座の看護師役・市川莚司(歌舞伎・加東大介)
紀伊国屋づくし(歌舞伎・七代目澤村宗十郎)

クマとりの本場は北海道(歌舞伎・八代目澤村訥子)
風呂を買って風呂禁止令を出された玉井の可楽(落語・七代目三笑亭可楽)
なぜ落語家の芸名には犬の字がないのか(落語・五、六代目三遊亭圓生)

天ぷら屋をはじめた松旭斎天勝(奇術・松旭斎天勝)

蒋介石よりまずい橘右近(落語・橘右近)
ああ自分達が客になりたい(落語・橘の百円)

お爺さんと呼ばれたくない鴈治郎(歌舞伎・初代中村鴈治郎)
大山鳴動して……?(歌舞伎・中村吉右衛門)
水戸黄門が能面を壊せば夜叉王が作る(歌舞伎・中村吉右衛門)

カラス天狗の海水浴を見た吉右衛門(歌舞伎・中村吉右衛門)
吉右衛門の腸内はアゲハ蝶?(歌舞伎・中村吉右衛門)
一人娘の扁桃腺もカワイイ中村芝鶴(歌舞伎・中村芝鶴)
不憫な中村富十郎兄弟(歌舞伎・五代目中村富十郎)
子供もわかる忠臣蔵の兜あらため(歌舞伎・慶ちゃん中村福助)
猛優たちの腹切り問答(歌舞伎・初代中村又五郎 朝日)

林家正楽は寄席のバーナード・ショウ? (落語・林家正楽)
酒が飲めなくなった元酒豪の阪東寿三郎(歌舞伎・三代目阪東寿三郎)

人間は時計のようにいかない坂東彦三郎(歌舞伎・六代目坂東彦三郎)
大物浦に小物浦(歌舞伎・六代目坂東彦三郎)
「真光会」は写真愛好会か宗教か(歌舞伎・六代目坂東彦三郎)
「息子」ならぬ「親爺」をやりたい三津五郎(歌舞伎・七代目坂東三津五郎)
いたずら孫娘を褒めちぎった三津五郎(歌舞伎・七代目坂東三津五郎)
スキー大好き坂東蓑助(歌舞伎・八代目坂東三津五郎)
幸四郎が親なら娘も娘(歌舞伎・七代目松本幸四郎)
市川染五郎の高い鼻とシラノ(歌舞伎・八代目松本幸四郎)
柳家権太楼と電話の主(落語・柳家権太楼)
生きながら香典をもらった柳家つばめ(落語・三代目柳家つばめ)
山野一郎の声色は百円ショップの代物(漫談・山野一郎)

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