2021-09

「内田百閒の苦手な人 - 文壇逸話帳」わがまま大王内田百閒が唯一苦手とした夏目漱石門下の文豪のお話です。

「田山花袋のキレどころ - 文壇逸話帳」国木田独歩の通夜の際に、泥酔した真山青果とそれに絡まれた田山花袋が起こした逸話です。

「酒を言い訳にする事はやましい事の葛西善蔵 - 文壇逸話帳」葛西善蔵は、ポスト自然主義の第一人者で、破滅的な生涯を送った。酒におぼれ、女に溺れ、最後は病気と貧困と戦い続けた。そんな葛西善蔵の飲酒哲学を端的に示した逸話である。

「傘の1ダース買いをしたい内田百閒 - 文壇逸話帳」内田百閒と語学研究者・辰野隆の間でかわされたトンチンカン問答です。

「入湯直前でアイディアが浮かんだ岡本綺堂 - 文壇逸話帳」多くの物語や遊芸に通じていた才人・綺堂であるが、私生活は慇懃そのもので、養子の経一にして「芝居の家に関わらず、父に関する面白い逸話は殆どない」と言わしめるほど、大真面目な人物であった。そんな綺堂が珍しく残し逸話である。

「嫌いなものは電話と……の斎藤緑雨 - 文壇逸話帳」、明治時代のトリックスター斎藤緑雨が嫌ったものです。