文壇逸話帳

「初対面なのに知り合いな鈴木三重吉と正宗白鳥　- 文壇逸話帳」夏目漱石門下の鈴木三重吉と、夏目漱石門下になり損ねた正宗白鳥の不思議なめぐり逢いです。

土井晩翠と登張竹風の「晩竹名残の対面」- 文壇逸話帳――荒城の月の作詞者、土井晩翠とドイツ文学者・登張竹風は親友同士。両方共に老いて、死を覚悟をした後の対面模様です。

「内田魯庵と嵯峨の屋おむろの頑固くらべ」明治時代の人気作家二人の晩年の逸話です。両方共に頑固であったというのがおかしい。

「「我こそは日本男子」の馬場辰猪と意外な前座 - 文壇逸話帳 」、自由民権運動家で馬場孤蝶の兄の馬場辰猪と、福沢諭吉の婿養子、福沢桃介の逸話です。

「名人？迷人？登張竹風太夫 - 文壇逸話帳」――ニーチェやドイツ文学の紹介者で知られるドイツ文学者・登張竹風の知られざる趣味の一面です。

「潔癖なる岩野泡鳴の原稿料計算 - 文壇逸話帳」、自然主義の大御所、岩野泡鳴が原稿料だけはきっちり取り立てをしていたという逸話です。

「野口米次郎は大和男子に非ず？ - 文壇逸話帳」、イサムノグチの父親として知られる野口米次郎の若いころのお話です。

「レコードは浄瑠璃だけのもの？宮沢賢治 - 文壇逸話帳」――隠れたレコードファンであった宮沢賢治の若き日の一篇です。

「高山樗牛のプライドの秘訣 - 文壇逸話帳」――明治を代表する思想家、高山樗牛のプライドに関するお話です。

「黒砂糖と黒砂糖を混ぜると？　斎藤緑雨 - 文壇逸話帳」明治時代、政治新聞の合併をあざ笑い、見事な皮肉でやっつけた緑雨の逸話です。